第六章   ~ 微笑み ~

第7話

『ずっと貴女を待っていた・・・』


立ち尽くし動けナイワタシに


彼女はフッと瞳を細め


今までとは違う穏やかな表情で


ワタシに問い掛けて来た・・・


驚きで声が出ナイ・・・


そして彼女の声は続く・・・


『此処は時間のナイ世界・・・貴女と少しお話がしたいわ』


『さぁ・・・始めましょぉか・・・』



そして手を獲られ幕が開いた

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