†血塗られた約束†

第14話


貴方は言いました・・・


これは約束だと。守るのだと・・・


私は信じた。それが・・・



悪夢の幕開けでした・・・



貴方との約束は


貴方の全て嘘。貴方は私を


潰したかった。



それだけだった・・・



私を潰し高らか笑う


貴方が許せなかった・・・


『復習してやる。』



そう誓いました・・・



そして私は貴方を


呼び出した。ワインに睡眠薬を


そっと入れて



貴方を待ちました・・・



来た貴方は、ワインを飲み


眠りについた・・・


何も知らずに・・・



そう。貴方なんて消えれば良いの・・・



そして、微笑んだ私は


ナイフで喉を突き刺した・・・


嘘がもう、吐けない様にと・・・



溢れる鮮血に染まり行く・・・



そして、指も切り取りました。


もう、黙せなくなったのね?


そう血に染まりながら、微笑みました・・・



貴方の為でもあるのよ?



そして、両目を


くり抜きました。もう何もないよ?


血に染まり行く貴方に



微笑む私。くり抜かれた目からは血の涙・・・




綺麗な、綺麗な月夜でした・・・

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