・・・囀る事しか知らないキミ・・・

第2話


キミはいつもそう・・・


もう傷つかぬ様にと


独りで、鳥籠の鍵をかけ・・・



止まり木も無く、囀る・・・



何が欲しいの?


何が辛いの?


何か出来ないの?



心には、茨城が沢山あるキミ・・・



そんなに、怯えて自分を守るキミ・・・


何があったの?何が怖いの?


ボクが知らない間に何があったの?



止まり木を知らない鳥は、囀る・・・



何が怖いの?何があったの?


ボクにさえ、言えないの?


過去の傷?ボクにさえ言えないの?



羽ばたきを忘れ、鍵のかかった鳥籠で囀る・・・



キミがまたあの頃の様な笑顔になるのなら


伝えたい言葉と思いが溢れてる・・・


また、無邪気に笑うキミが見たいよ?




ただ囀り、鳥籠の中キミの笑顔がただ見たいだけのボク・・・

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