第42話
「ん・・・あ、はぁ、・・・・ぇ!」
微睡む意識の中、なんだか熱い身体。
そして、身体を這い回る何かに、上がる息を吐きつつ目を開けると、映し出された目の前の光景に一気に身体の熱が引いた。
上半身裸の光樹が私を組み敷き、同じく裸の私の身体の至る所に舌を這わせていた。
「いやっ!!!」
叫ぶように悲鳴をあげ、逃げようとしたけど、私の身体はいとも簡単にベッドに戻され、光樹の両腕によって縫いつけられた。
上から見つめ返す光樹の目は、欲情に染まっていて、私は目から涙を流し、歯をガチガチ鳴らし、見つめ返すことしかできない。
「や・・・や、め・・・」
そんな私を無視して、光樹は私の秘部に自身をあてがう。
「や!いやっ!やめっ!」
余りの激痛に、身体の内側がミシミシと音がなっているような錯覚を覚える。
「ああ・・・咲っ!!」
その声と同時に一気に入ってきた光樹。
「いやあああああ!!!!」
激痛とショック、絶望感に、私の意識は絶叫と共に途切れた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます