第13話
side 弘人
電話を切って、微笑む。
ガチャリ・・・
「あ、マネージャー?何か良いことあったんですかぁ?」
店の女の子が入室してきて、俺の腕に手を絡めた。
「ん~?ついに秋に【ハルキタル】、なんだよね~。」
「え~?秋様に春様がぁ?」
「ん?違くて。・・・ま、いっかぁ。」
おバカな子猫ちゃんの、頭を撫でた。
「あいつは、完全に似ちゃってるよ。」
・・・あの、【帝王】にね。
「大丈夫。彼女はきっと、゛壊れない゛よ?」
頬を染める子猫ちゃんに呟いた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます