第8話

side ??



「ねぇ、これはちょっと・・・まずくない?」



「大丈夫だって!冬は逆に見回りとか多いからすぐ消えるし!」



「そうだよ!とりあえず書いちゃおう!」




「クスクス・・・できた!」





カチッ、カチッ、




ボッ!!




「やばい!超点いたっ!」



「ライターのオイルがやばかったんじゃ・・・」




「ちょ、ちょっ、私っ、知らないっ!!」



「私もっ!」




慌てて遠ざかる、3人の足音。



小さな炎は、徐々に広がっていく。




時刻は9時。



一般家庭は起きている時間。



しかしココは、町の牛乳屋さん。



就寝時間は・・・早い。

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