第45話
『…お祝いの言葉とさせていただきます。蓮水氷鷹。』
なんだかんだ話している内に、お祝いの言葉が終わったらしい。名前に肩書をつけないのは、なぜだ。
まさか、誉人様の名前は誰もが知ってるだろ?と言いたいのか。いや、知ってるんだけど。
蓮水氷鷹は、一族が経営している【HASUMI】というグループの総取締役と、ネットスーパーを運営しているIT会社【HGN】、蓮水グローバルネットワークを経営している。
普段雑誌の取材とかテレビではHGN代表取締役、蓮水氷鷹。と名乗っているけど。
今日は個人的なやつだから、とかかな?
不意に、壇上の桜森さんがこっちを見た、気がした。
いや、目が合ってる?え?
「こっち見てない?」
「うーん。」
真姫の不愉快そうな声に首を傾げている、と。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます