夜の学校
第55話
夏休みが終わって、今日から私は通っていた学校の定時制へ編入となった。
学校の先生たちの私のウリの噂は奏が誤解を解いてくれたらしい。
でも、白虎もそうだけど、特にまりかに私のことがバレるわけにはいかないから、最新の注意を払っている。
定時制の先生は昼間の先生とは違う先生なので、バレることはない。
問題は部活の生徒だ。だから私は金髪のカツラを被ってメガネをかけてなるべく教室の外には出ないようにしている。
登下校は奏が送迎してくれ、校長に事情を話し、職員通用口まで車で行くので問題はない。
私は新城ゆいかとして、新たな学校生活を意欲的に送っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます