第30話

すると、ゲージの中に入り水を飲み始めた。





そんな姿も可愛い。





水を飲み終え、またトイレマットの上に移動し



何故かその上をクルクル回ってる。






そして、腰を落とした。





おしっこを、ちゃんとトイレシーツの上でしてくれた。





『ララ、偉いね。ちゃんと、トイレでおしっこ出来たね!』





布団の上から動かず、撫でたい気持ちを我慢して




言葉だけで褒める。





今は我慢だ。




そう思っていると、トイレマットから下りて、座ることもしないでこちらを見ているララ。





『ララ。おいで。』





私が座ってる隣をポンポンと叩き、来ないんだろうなと思いながらも呼んでみる。







すると、テコテコ歩きながら、少し上目遣いでこちらに歩いてきてくれる。




そして、私の前に座り始める。

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