第9話

店長と私は真向かいに座り、ウエイターが氷とお水の入っているセットと、店長が入れてる鏡月のボトルを持ってくる。




そして、後は女の子を待つだけだ。





『Nっちー!久々じゃーん!って昨日も会ったか!アハハハハ!』




『初めまして!Iです!宜しくお願いします!』





二人の女の子が現れた。




店長をNっちと呼んだ女の子は店長の横に。

Iさんは私の横に。




『Nっち、水割りー??えっ?!てか、この子可愛いー!誰ー?!Nっちの彼女ー?!』




『水割りで良いよ!この子は、Y!お店の子!で、Y!この子はHちゃん!』




『Yちゃんね!Yちゃんは何にするー??私はウーロン茶割にしよーっと!Iちゃんはー??』




Hちゃんは明るく、テンション高めでもう出来上がっていた。




そして、私もIさんもウーロン茶割をお願いして




『カンパーイ!!』





Hちゃんの声で、グラスを合わせる。





が、みんな水商売。

人のグラスよりも下で合わせようとする為なかなか合わせられず




店長の奢りの為、店長のグラスのケツを私が手で抑え


私、Hちゃん、Iさんは店長のグラスにやっと合わせられた。

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