第77話

「入れていただいてありがとうございます」





「、、、」





白々しい




わざわざ脅してまで入りやがって




「何のよう」




あたしは声を低くして話した




「まあ、まずは」




彼の後ろから女子高生が出てきた




「あの、あの時は助けてくれてありがとうございます!」




彼女は勢いよく頭を下げてきた




「、、いいよ、気にしないで」




彼女に当たっても仕方がないのであたしは普通に返した




「、、、」




彼女が出てきた後ろからぞろぞろと男の子が4人入ってきた




右から銀、オレンジ、青、金




カラフルだな




ちなみにあいつは不良には珍しい黒で、オレンジがあたしに噛み付いてきた奴だ

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