第13話
もうダメだと最後の願いを口にすると腕を横に引っ張られてどこかの建物の中に入った
「大丈夫か?」
かけられた声はすごく会いたくて、焦がれた人のものだった
「、、たか、、くん?」
なんで?どうして?
と顔に書いてあったのかたか君は話してくれた
「情報屋リンを狙ってる奴らが今日お前を襲うって拍汪の情報網にヒットしたんだ
それで実際に追われてると連絡があって来た」
「そっか、、とにかく君はここを離れなよ
わたしにかまってると君まで狙われるから、、かくまってくれてありがとう」
そう言って離れようとしたがたか君は何を思ったのかわたしを抱きしめた
さっき自分の気持ちに気づいたわたしには刺激が強すぎて思わず固まった
「あの、、はなし」
「行かせるわけないだろう
さっきだって泣きそうなのを我慢した顔をしていたのに、、」
「そんなこと、、」
「お前に何かあれば俺は平静じゃいられない
だから、ここにいてくれ」
「、、、」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます