輪廻side

第4話

カタカタとなるキーボードに壁一面に置いてある数台の画面




それら全てに目を通しながら整頓していく




今日の依頼は大手企業から頼まれた情報収集に嘉麻けま組からの横流しの処理、後は、、、




「輪廻、ご飯は食べたのか?」




そう考えを巡らしながらかけられた声に思考を止める




「なんで君はまたここにいるのかな」




「お前が不摂生な生活を続けているからな」




振り向きながら言った言葉に当然なことをしてると言わんばかりの態度をとっているのは元拍汪副総長如月隆司




リツが帰ってきて以来こうしてちょくちょくわたしの家に来ては家事をこなしている




最初に来た時の初な反応はどこに行ったのかわたしの服装に何も反応しなくなった




なんなら毎回何も言わずに上着をかける始末




「君に心配される覚えはないって何回言えばいいのかな


今までだってこういう生活を続けて体調を崩したことないんだから大丈夫だよ」




「今まではよかったのかも知らないが明日もそうとは限らない」




リツの近くにいるだけあって流石と言うべきか口が上手くなっているたか君にわたし何も言えなかった

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