第3話
「うん!美味しい!」
頼んだ店のおすすめを元気よく頬張る美桜は大満足のようだった
あたしも今度、優月と一緒に来ようとリピーターになる気まんまんだ
「そう言えば、皆さん元気ですか?」
「多分ね、沙汰がないのは元気な証拠って言うし元気だと思う」
美桜の言う皆さんとは田村、サラなどあたしの友人のことだ
拍汪を引退してから接点がなくなって美桜たちは会うことが滅多にないらしくたまにあたしに聞いてくる
サラに関しては彼女が忙しいからだ
「疑問なんだが」
「ん?」
食べ終わり食後のお茶を飲んでいると海が聞いてきた
「党利が助けたやつの中で心配してるやつっているのか?」
「それは将来的な意味で?」
「あぁ」
さっきのあたしの就職という言葉からきた疑問だな
海の質問に少し考える
んー、田村にはサラがいるし、ナオもいい相手ができたらしい
他の奴らもなんだかんだ元気で嫁をもらったり、仕事一筋だったりって感じだからな
「強いて言うなら輪廻?」
「輪廻ちゃん?」
「輪廻は1番は下だからかな
でも、、」
「でも?」
「、、内緒で」
「えー!なんで!?」
美桜も海も気づいてないし、言うのは本人からでしょ
あたしから言うのは、、ね
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