第2話

「発音さーん!!」




授業が終わり帰ろうとしていたあたしの後ろから声が聞こえて振り返る




そこには笑顔で手を振る美桜とその横を歩く海がいた




相変わらずというか以前にもまして過保護となった2人の姿に少し笑って手を振りかえす




「今から帰るの?」




「うん、4年生にもなると流石に授業はほとんどないからね


授業よりも就活してる時間の方が長い」




「それはお疲れ様!


私たち今からご飯食べるんだけど一緒にどう?」




そう誘われて今日の予定を頭で整理する




うん、時間は充分




「いいよ、どこ行く?」




「近くに人気のレストランがある


値段も大学生に優しいらしいから行ってみるかって話しをしてたんだが、そこでいいか?」




「うん、大丈夫」




そのまま3人で大学を出て、目的の店に向かった

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