第7話

「隣いいか?」




「、、どうぞ」




アタシの返事を聞いてすぐ、人一人分開けて彼女は座った




、、ここには居れないわね




そう考えたアタシは立ってそこを離れる、、はずだった




「どこに行くんだ?」




そう、彼女に止められるまでは




「どこって、、どこかよ」




「決まってないのに移動する必要ないだろ」




「だってここは貴方の場所でしょ?


アタシが居ていいとは思えない」




アタシの言葉に彼女は思いっきり顔をしかめると




「あたしの場所って言ってないし、誰が決めたんだよ」




「なんとなくそう思っただけだけど?」




不良は縄張りをすごく気にするものでしょう?

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