第76話
「殺してないよねー、、うっ」
立ち上がって帝たちに近づいた瑠璃さんは倉庫にたたき付けられた
突然のことに頭が追いつかず、その人を見ることしかできなかった
「瑠璃聞きたいことがあるんだけど」
「何かなー、、ミカちゃん」
首を絞められて苦しいはずなのに瑠璃さんは変わらず受け答えする
「あいつらのこと知ってたよね?」
「うん、知ってたよー」
「俺たちになりすましてた奴のことももちろん知ってたよね?」
「もちろん知ってたよー」
「じゃあさ、、スズちゃんが攫われるようにしたのは君?」
「、、うん、王様の言う通りだよ」
そう瑠璃さんが答えると分かっていたのか帝は腕を振り上げた
「、、離せよ、智」
「無理、逆に瑠璃を離せよ」
「へぇ、俺に牙向くの?」
「僕もそのつもりは無いけど時と場合によるかな」
お互いに力を入れあってるからか帝と智さんの腕が震えてる
一連の流れを呆然と見ていたが段々と頭が冴えてきて働き出した
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます