第75話
倉庫から出て近くの石に座って帝たちを待つ
中の音は聞こえず何をしてるか分からない
さっきの感じからして帝たちは大丈夫だと思うけど心配だ
「ミカちゃんたちなら大丈夫だよー
寧ろ相手がかわいそうなくらいかなー」
座ってる私に合わせてか瑠璃さんは足を閉じてしゃがみ頬に手を付けながらにこやかに言う
「そうなんだ、、
瑠璃さん、、助けてくれてありがとうございます」
私の言ったことが以外だったのか瑠璃さんは少し驚いた顔をする
「、、姫ちゃん」
「はい?」
「これから起きることは自業自得なことだからかわいそうなんて思っちゃダメだよ」
瑠璃さんは静かに笑ったと思うとそんなことを言った
、、?中の人のことかな?
でも、雰囲気が、、、
「あっ、おかえりー」
「、、、」
瑠璃さんはさっきまでの雰囲気をなくすと私の後ろを見ながら言った
多分帝たちが倉庫から出てきたんだろう
それに石に座ったまま振り返ったが、私はすぐ立つことになった
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