第66話

私の使う椅子、服、靴、食器、生活用品等をほとんど買い揃える頃には周りの視線を気にすることも無くなった




慣れってすごいな




そして最後の買い物として




「後は、下着かなー」




そう、これが残っていた




「分かった、行こうか」




「ちょっと待って、ミカちゃんも来るの?」




「うん」




「「「ダメに決まってるでしょ(だろ)」」」




流石の3人も声を一緒にして止めていた




うん、、まだ一緒に下着を買いに行く勇気はないかな




そうして、帝、敬さん、智さんは食品の買い出し、私と瑠璃さんは下着を買いに分かれることになった




「いい?瑠璃から絶対に離れちゃダメだよ?」




「うん」




「それから、」




「そんなの言い出したら切りがねぇよ、行くぞ」




私に忠告していた帝を敬さんは引っ張って、智さんと一緒にそのまま食品館の方に行ってしまった




「じゃあ、あたしたちも買い物しよっかー」




「うん」




瑠璃さんは私の腕に自分の腕を巻付けてランジェリーショップに連れていってくれた




、、帝もだけど、瑠璃さんも私がはぐれると思ってるのかな

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る