第61話
「ふー、これがいいかな」
「、、、」
数分間の服選びが終わって瑠璃さんは一仕事終えた雰囲気を出していたが私はすでにへとへとだった
「じゃあ、次はー」
「、、、」
まだあるの、、
「そんな顔しないでよー。後はメイクして、髪をセットするだけだからー」
私の表情に苦笑しながら瑠璃さんは言った
本当にここの人は動いていない私の表情をすぐ読む
じっとしててねぇと言った瑠璃さんの言葉に従っておとなしくすること数分
鏡を見ると知らない人が目の前にいた
「ふぅー、いい仕事したー」
同じく鏡に映っていた瑠璃さんは額に手を当てて汗を拭うポーズをとっていた
「瑠璃さん、、」
「なぁに?」
「これは誰ですか?」
その質問に瑠璃さんはにんまりすると
「鏡を持ってるのが姫ちゃんなんだから、姫ちゃん以外にいないよ?」
そういうと瑠璃さんはあたしの手を引っ張ってリビングに降りた
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます