第33話

「とりあえず、自己紹介しよっか」





ご飯を食べ終えてすぐ彼は言った






確かに私この人達の名前知らない






「俺の名前はね「その前にもう1人呼ぶ必要があるだろ」、、なんで遮るかな」






彼の拗ねた口調を無視して栗色の人は2階に向かった






「いつまで寝てんだ!起きろ!」





声がここまで聞こえるほどの音量だった






流石に近所迷惑じゃないのかな






「、、、、」





「知るか!遅くまで本読んでるのが悪い!それに夜更かしはするなって口が酸っぱくなるほど言ってるだろ!」






あっちで言い合いをしてるみたいだけど





コメントがお母さんなんだよね






「ごめんね?起きるのが苦手なやつなんだ」





「いえ、、」






その人よりも会話が気になる






出ていったドアから入って来たのは栗色の人と






「、、おはよ」






黒色の髪に黒色の瞳をした男の人だった






「おはよ」





「、、おはようございます」





私たちが挨拶を返すとそれに頷きながら、空いてる椅子に座った






そこって、、






「なんで俺の席に座ってんだよ!」





「、、空いてたから」






「だろうな!」





栗色の人が文句を言いながら、お盆に乗せたご飯を持ってきた





それにお礼を言い、いただきますと言ってるご飯を食べ始める





行儀がいいな

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