第34話

「じゃあ、気を取り直して自己紹介するね」





「、、はい」






今までの流れを黙って見ていた彼が言う






「俺はみかどって言うんだ。一応ここの家主だよ」





帝って呼んでね





そう彼は、、帝さんはにこやかに言った





「で、これが敬」





そう指を指したのは栗色の人





「敬うって書くんだけど、そんな感じしないよね」





「なんですぐに悪口を言う」





「だって、事実だし」





「、、はぁー、俺のことは好きに呼んでくれ」





お姫様






そう言った敬さんの瞳は焦茶と思っていたけどよく見たら少し緑がかっていた




なんだろう、何かを彷彿とさせる





「で、これが智」





何かと考えていた私に帝さんはもう1人の人を指差して言った





「、、ほごしふね(よろしくね)」





口をもぐもぐ動かしながら、言った智さん





敬さんに行儀が悪いと怒られていたけど

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る