第31話

部屋を出て、階段を降りた右側にある扉に案内されて入る





そこのテーブルにはおにぎりと味噌汁に卵焼きがあった





4人分、、私と彼らともう1人分かな?





「スズちゃんここに座って」





そう言って、隣りの椅子を叩く





大人しくそこに座ると栗色の人も彼の正面に座った





「いただきます」





「、、いただきます」





「ゆっくり噛んで食べろよ」






彼に習って、手を合わせおにぎりを、一口食べる





「、、、!」





それはとてもおいしかった






人が作った料理を食べたのは久しぶりで感動する






「気に入ってもらえてよかったよ」






「スズちゃん、おいしい?」





2人に視線を向けると優しい目をしていた





栗色の人にも私の表情が読めているようで





なんだか不思議な気分だった

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