第15話
「、、キヨ、遅いな」
デートの当日、キヨは予定の時間に来なかった
いつも遅れるなら電話をくれる
なのにそれもなく時間は過ぎていき、日は西に傾いていた
何かあったのか?だったら連絡があるだろうし、、多分、大丈夫だろう
そう考えた俺はそれ以上待つのはやめて、明日電話することにした
しかし、次の日もその次の日もキヨが電話に出ることはなかった
流石に何かあったのだと考えた俺は家に直接行くことにした
すると着信を知らせる音楽が鳴り始めた
相手はキヨの母からだった
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