第10話
それからは付き合ってると言うかセフレ状態。
来るもの拒まず去るもの追わず
まさにそれ状態だった。
でもユカと知り合ってからはそんな奴等はすぐに切った。
まぁ…俺の一方通行なのは分かってたんだけどな。
そして19歳になりある時家の前にミワがいたんだ。
『久々。もう遊んでくれないの?』
なんて言うミワの顔はどこか寂しそうだった。
そして
“ゴウは遊びでいいから…”
“私…ゴウに遊ばれてもいいくらい始めから本気だったの。”
“ねぇー…遊びでもいいから側にいてよ。”
涙ながらに訴えるミワの顔は
何故か俺の胸を締め付けた。
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