コイツは元々、地位や名誉で近づいてきたんじゃないのかもしれない。

ユカが俺等を見るように

コイツも如月ゴウって言う俺自身を見ててくれたのかも知れない。

そんな風に思えるようになれた俺は少しは大人になれたのかもな。

涙を流すミワに近づき、頭を撫でながら

『始めからやり直してみるか。』

そう告げた俺。

これが俺とミワの

運命の出逢いだったー…

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