間話 ネット掲示板 冒険者の集い

無名 「ちょっと前にあるダンジョンの低階層で物資の販売をしてるギャルがいたの知ってる?」


無名2 「いや、販売してたのはおっさんだろ?」


無名 「ギャルしか正直見てなかった。可愛かった」


無名3 「移動販売ギャル? 会ってみてぇー」


無名2 「だからメインはおっさんだって。ギャルは付き人?」


無名3 「逆パパ活? いや、それはもう援助交際になるのか?」


無名2 「そんな雰囲気ではなかったけど、おじさんはギャルのことを様付けしてたし」


無名3 「名前知ってるのかよ! 教えてくれ!」


無名2 「そんなアホなことできるか。ここは会員制だし、簡単に個人情報を管理者は引っ張れるんだからな。冒険者はまだ続けたいし、高ランクの先輩方にボコボコにされたくもない」


無名 「たださ、あのおっさんちょっと変なんだよな。変っていうのも黒ギャル連れている普通のおっさんっていう絵面だけでも変なんだけどさ、物資が突然出てくるんだよな」


無名3 「それって激レアな空間系の職業かスキルがあるってこと? やべーじゃん」


無名 「憶測になるからわからんけど」


無名3 「ギャルを含めて写真とかないのかよ。気になるぅー!」


暁「おいおい、人の職業やスキルを聞くのはマナー違反だ。話を聞くにしてもそれなりの対価は払うべきだろうな」


無名3 「あ、暁さんだ! ちわーっす! もちろん心得ております!」


無名2 「フリーの冒険者で10本の指に入るあの暁さんがこんな普通のスレに……」


暁「面白い話を聞いたものでな。色々回らせてもらってる。そのおじさんとギャルがいる日を知りたいのだが」


無名4 「暁さんが自ら赴くんですか! wktk! 俺は頻繁に買い物するんですけど、最近はギャルがいない時もあるんですけど、更にグレードアップしてて、犬まで連れて来てます。触れ合い10分で500円でした」


無名 「俺がみた時は犬はいなかったけど。今度行ってみよう。絶対にモフモフする」


無名3 「ドックカフェ行けよ」


無名 「独身で彼女なし、気軽に誘える友達もいない俺がドックカフェに一人で行けると思ってるのか?」


無名3 「お、おう。すまん」


無名4 「話逸れすぎだろwww 連絡先教えてくれたら場所とか共有しますよ」


暁「ありがとう。対価は払うので、俺のSNSのZで連絡をくれ」


無名4 「了解っす!」


無名2 「空間系なのか、しかも犬を連れてるって聞いたことねぇー。なんかテイマーの職業とか、ユニークなんかな? 何にしても暁さんが動くくらいなんだ。俺も見物に行こうっと」



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