序章:同族への応援コメント
ベリーハード企画より参りました。
ちょっと気になったので描きます。
初登場の技名がかっこいいのはいいのですが、幾分読めない。
口に出して読みたくなる技名や詠唱は多く存在します。
もちろん、何らかの方法を使って意図的に口で言語を発さないパターン詠唱もありますがせっかくの初登場で発音ができないのは勿体なく感じます。
世界観を重視するあまり読者を置いてけぼりにしているケースに思えますので、ぜひご一考してみてください。
参考程度に。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ちょっと一回自分で読み直してみたのですが、ビックリする程、読みにくかったです。何だこれ…………
(この先初見の方はネタバレ注意かもしれないです)
例えば、リーギュの詠唱ですが、私がほぼ自由形で組み立ててしまったがために、共通するような定型が無いです。
文字を追うように読んでいると、これがかえって違和を生んでいるように私も感じました。不安定と言っても差し支えない。
(〈蒼天条〉など特に)
読者の方々にとって、リーギュの人物像にノイズが入ってしまっていると考えると勿体ないですね。
ご指摘いただいて本当にありがとうございます。
これからの展開を考えなければならないというのもありますが、一度、賦律の再考に当ててみたいと思います。
最新話まで読んで下さっている方々には申し訳ないのですが、細かい表現がしばしば変わるかもしれないです。
ただ全体の流れは大きく変化させません。主に賦律中心に見直してみるといった形です。
改めてUMA20様、ご指摘いただきありがとうございました。
より一層、磨いた物語を届けます。
-6:「後を濁さず」への応援コメント
企画から失礼します。
登場人物たちのやり取りが粋な感じで気持ちがよかったです。戦闘描写にもかなり緊迫感があって、惹きつけられる内容でした。文章も以前より読みやすいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
文章が改善できているようで、なによりです。
主観からはやはり分からないもので……おかげで胸を撫でおろせました。
-6:「後を濁さず」への応援コメント
こんばんは。最新話まで読ませていただきました。
人食い機械と、それを狩る人食い機械と、それを利用しようと思ったクズの奇妙な関係がとても楽しかったです。会話もテンポよく、ブラックユーモアという言葉が合うかはわかりませんが、面白い会話劇も良いと思います。
気になったのは、文章の密度です。内容は面白い……のですが、なんというか、ネット小説として読まれるには、少々文章がみっちりしすぎかな?と感じました。
例えば、会話と地の文の間に一行開けるとか、読んでるうちに目が文章を飛ばさない工夫があれば、もっと読まれるんじゃないかな?と思いました。(もちろん、全行間を開けろとかは言いませんが、たまに行間があったほうが、読みやすいなと読者は思って先の物語を読む気がします)
まだ章が終わり切っていませんが、先が楽しみなぶん、もう少し読みやすいとな~と感じました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
実のところ私自身もうっすらと感じていまして、気にならんやろ!と投稿したところこのザマです。
では他の偉大な先駆者方はどのように執筆しているのかな~と、少し拝見させていただいたのですが、行間がある方が明らかに読みやすい。
比較すれば、本当に火を見るよりも明らかで、己の未熟さを実感致しました。
実の所、第二章ではさらに文章がみっちりして読みにくくなるのです。
作者である私すら読みにくいため、読者の方々からすればそれはもう、相当読みにくいと思います。
今回頂いたコメントを参考に、新たな「狩に染まれば生機械海」を届けることを約束致します。
改めて本当に、ありがとうございました。
ー5:「賦律」への応援コメント
ベリーハード企画より参りました。
まずは良いところから
重厚な世界観とダークファンタジー或いはSFの世界観は好みで楽しめました。
小説能力も非常に高く、“今話をしめる彼は常に冬眠に近い状態にある”
的な文言も色んな場所に散見され、センスもあるなと感じます。
86という作品はご存知でしょうか。すでにアニメ化もされてますが、世界観は似てますのでぜひ参考にしてみてください。
アニメはもちろん小説もとても面白いのでおすすめです。
さて気になった点。
圧倒的に物語の構築ですね。
こう、素材はトリュフ、フォアグラを使ってるのに出来上がったものはカレー、みたいな。
悪いわけじゃありません。とても美味しい。
だけどみんなが喜ぶどっちつかずの美味しい料理。のような気がします。
これ王道とは少し違って、王道には王道で必要なものがあり、読者に響かせるセリフとテーマが関わってきます。あとテンポですね。
そこは感じられないのであくまで、王道ではないモノとして考えると、独り湯先生の作品には突出したものが感じられないのです。
例えば。
主人公とテタンが出会うシーン。
躯械を殺す躯械というのは人によっては忌避される存在で、物語に深みをもたらしてくれる良い設定だとは思いました。
が、なんというか、あっさりしてるというか。
俺が利用してやるぜハッハー!
だけだと、面白みを感じなかったんですよね。
せっかく、この男にだけは殺されたくない。
という感想を抱かせたのであればもっと踏み切って良いのかなと思いました。
例として
主人公は躯械を殺すハンターだったが、なんと人間ではなく躯械に欲情してしまうハンターだった。情欲が殺意に変わり、それを受け止められるものを探していた。そこになんと人型の躯械が。主人公は思わずあの手この手で殺そうとしようとするが、その主人公の様子にあなたにだけは殺されたくないと思った……
みたいなエピソードだと、強烈です。
キャラたちも凄いですし。
パッと思いついたのはこんな感じです。
もっと良いのはあると思いますが、ようはインパクトが欲しいと感じました。
あくまで僕の意見ですので、参考程度にお考えください。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
確かに一度読み返した時、私も少し不自然に思ってしまいました。
「そこまでして何がしたいの?」に対する「――金儲けのためさァ」のこの一場面。
余りにも唐突で、雰囲気にそぐわない、浮いた感じがすると言えば良いのでしょうか。それだけ? と私も思わず、心の隅で感想を抱きました。
(再々申し訳ないのですがこの先、《重大なネタバレ描写》を含みますのでご注意下さい。現在まだ公開していない内容を含みます)
実の所私の思惑としては、この出会いを後に思い出させる描写をすることで、二人の関係性の変化を際立たせる描写をしようと思っていました。というか、します。
この文を見てしまった液晶画面前の貴方。本当にすみません。
だからこそ出会いの印象を薄くして、再度の描写の際に驚きを伴わせようと下卑た笑いをしながら画策していたのですが、これに関してはUMA20様の指摘がまさに的を得ています。
だから何なの? という話です。
――――そもそも印象を薄くすれば出会いの場面と繋がらなくて意味が無え!!
今回ご指摘を受けて、初めて気が付きました。情けない話です。
他にも「リオノア」という人物について、ミステリアスであったり、何か裏があるな……と思わせる描写がしたかった等々、あるのですが、できあがったのは甚だチープな人物像。
確かに少し安っぽい人物像にしたかったというのはあります。金に目が無い男ですからね。
しかし! いくら何でもこれは軽すぎるぜ!!(某少年漫画風)
何ですか金のためって。リスクとメリットが釣り合っていないのは承知していたのですが、何というか心が籠っていない。
読書とは人物と心を通わせ、世界に没入していくことだとよく言われていますが、まさにこの場面は読者を置いてけぼりにしている気がします。
他にも指摘いただいた物語の構築。
私の執筆姿勢は事前に物語の流れを大まかに決めておき、細かい展開を突き詰めていく、という形であるのですが、これは止めた方が良いですね。
大前提として、その大まかな流れがつまらなければ、全体が退屈になるのは必然。
細やかな流れも大事ですが、今後は全体的な流れもよく考慮した上で執筆しようと思います。
(特に二章執筆現在において、三章の流れ)
長くなりましたが、ご指摘いただきありがとうございました。また一つ、新たなことに気付けました。