8.タベテハク

第31話

「はな、今回の学校のみんなには、いじめられないみたいね!」


そう母が言う。


「はな、おいしいご飯を作ったから、たーんと食べなさい」


はなの母親はかなり太っていた。体重は80kgだ。この母にしてこの料理かとはなは思う。


(おかあさんみたいになりたくない!それに私はモデルよ!)


はなは心で叫ぶ。


(だけと、お母さんのごはんは大好き!好物だらけ)


はなは母が用意したごはんをもりもり食べて、しばらくしてトイレで静かに吐く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る