14.くどき?

第14話

ほんのちょっと冗談めかして書いただけなのだが。イマドキの女子高生。衝撃の事実。これが自分の娘だったなら、相当考えものだなとも思う。




しかし、これまでの様子を見る限り、ナナは悪い子ではない。それに、娘にくらべれば、よっぽど話が通じるとも思う。ズボンをはいたまま、様式の便座にすわり、メールを打ち始める洋次。




『ザンゲをありがとう。ちょっと驚いたけど、だけど、娘もナナちゃんみたいに腹を割って話せればいいのになぁ……ナナちゃんは、珍しくイイコだね』




最後の一言、これは、もしかしたら、ちょっぴりナナを口説いてしまっているかな?とも思ったが、少しためらいつつも、洋次はメールを送信した。

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