二章:ミルク
第6話
いつものように届いているミルクのメールをクリックして開くと、驚きの中身。
『ミルクです。今まで隠しててごめんなさい! 実は私がめぐりんなんです』
メールの冒頭2行を見て、僕、目が点。何度もしばたかせてディスプレイを見直した。
そうして、メールはこうも続く。
『シオンさんが私の応援サイトをすごく熱心に作ってくれているのを見てると、ついつい嬉しくなっちゃってメールしちゃいました。いつも応援してくれてありがとう! こういうサイトがあると、すごく励みになります。芸能生活ってケッコウつらいこともあるんだけど、あなたみたいに応援してくれる人がいるから、すごくがんばれます。ありがとう!』
勿論、何度も読み直した。しかし何度読み返しても内容は変わらない。当たり前だ。にしたって……んな、あほな! そんなことってある?
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