第45話
「どこですか?」
マウスを片手にIT田中が大輔を振り返る。大輔はブラウザのお気に入りの一フォルダを指差しながら言う。
「そこの『グッドジョブ!』って項目」
「グッドジョブぅ?」
女部下、森里がひややかな視線で大輔を振り返る。
斉藤の彼女、美鈴も「きゃは」と言った好奇の視線を送る。すこぶるバツが悪い顔で苦笑いしながら大輔が言う。
「いや、まぁ…いや、はは! いい裸体というか、ポージングというか、いい仕事してますねっていうか。ま、そんなことより中をチェックしてくれ!」
そう言いながらも、とほほ顔な大輔、思わず一人ぼやく。
「ていうか、ホントなんでオレこんな目に遭ってんだか…」
「熟れた人妻、悶絶女子高生、ピーチクパイ、オ○ニークィーン麗華、萌え娘。これかなりの数ですよ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます