第45話

「どこですか?」




マウスを片手にIT田中が大輔を振り返る。大輔はブラウザのお気に入りの一フォルダを指差しながら言う。




「そこの『グッドジョブ!』って項目」




「グッドジョブぅ?」




女部下、森里がひややかな視線で大輔を振り返る。




斉藤の彼女、美鈴も「きゃは」と言った好奇の視線を送る。すこぶるバツが悪い顔で苦笑いしながら大輔が言う。




「いや、まぁ…いや、はは! いい裸体というか、ポージングというか、いい仕事してますねっていうか。ま、そんなことより中をチェックしてくれ!」




そう言いながらも、とほほ顔な大輔、思わず一人ぼやく。




「ていうか、ホントなんでオレこんな目に遭ってんだか…」




「熟れた人妻、悶絶女子高生、ピーチクパイ、オ○ニークィーン麗華、萌え娘。これかなりの数ですよ」

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