第5話
「一志君も書けば? 戦争もの。メンヘラの世界もいいけれど、今は戦争だよ。今戦争を止めないと、世界大戦がはじまるかもしれない」
と自信ありげに音羽。
「ロシアの暴挙が怖いし、北朝鮮の喜び具合も怖い」
言葉を続ける音羽。
「だね」
と一志。
今度は音羽が進行役を買い、片手を伸ばす!
「それでは、今度は一志君の、『GO!GO!ヘブン』をどうぞ!どうせなら、ここで踊ってみてよ。一志君はダンスあっての一志君でしょう?」
と音羽が笑う。
「了解」
と一志。
一志が曲を聴きながら、ブレイクダンスする。4人編成のチームを一人で踊るのはちょっと物足りない感じがするも、それも個性的な切り口でファンたちは大喜びだ。
『マンセー!!』
『かっこよすぎ!』
『大好き!一志のダンス』
『ブレイクだーんす』
ファンも喜ぶし、音羽も喜ぶ。手をたたく音羽。
「やー天才だ。本当にかっこいい。拍手する。メンヘラの市民権、一志君のおかげで獲得したね!」
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