第68話

悠妃:「今、妃愛と俺のお気にいりの場所わかる?公園に来ているんだけど。丸池公園って言ったら…わかるかな。」



莉音:「えっ?ひめちゃんと……大丈夫なの?丸池公園わかるよ。行けばいいの?」



悠妃:「うん。妃愛体調悪そうで…病院行きたいんだ。」


莉音:「うん。」


悠妃:「バイクだと何があるかわからないから、タクシーで行く。莉音には、バイクを家に持って帰ってほしいから、バスか何かで取りに来て欲しい。」


莉音:「バイク要因ね。了解。」


悠妃:「うん……よろしく…頼むね。」




妃愛の体調が悪化しているのだろうか。



顔色が良くない。


立っているのもしんどそうだ。



早く……傍にいかないと……

倒れてしまうかもしれない。


気持ちが焦る。



悠妃:「あっ!ひめかっ!」



莉音:「えっ?どうしたの?」


悠妃:「………っっ妃愛が!莉音、俺は病院行くから、丸池公園来て、バイク取りに来て。じゃ、切るよ。」


莉音:「えっ?ちょ、悠くん!」




莉音との電話を無理やり切る。



妃愛が倒れた。


真っ青な顔をして

心臓を抑えて倒れた。



俺は、どうしたら、いい……

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