夢の中で

ふわふわ白い雲の上でお昼寝。

なんだか心地よくてここでなら

ずって寝ていられるかもしれないと思う。

周りの景色は女の人が誰かと

もめている姿がみえる。

興味本位で私はその映像をみる。

----------------------------------------------

『ただいま！！帰りましたよ。』

『梨絵子？なんなの！！今更かえって

きてなんなの？縁切ったでしょ？！』

『私はこの家の令嬢でしょ？なんで

帰ってきたらいけないのかしら？』

『玖賀の家に嫁いで行った時点で他人よ。』

『お母さん、私は別れてきたの。』

『はあ？別れてきた？だからといって

戻ってくるなんて私は認めないわよ。』

知っているような人と、わたしに似た

女の人が喧嘩をしている。

その光景をみて私は胸が痛くなる。

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい