第47話
何よりも娘ラブの父さん。
ショック受けてるよ………。
『ただいま〜』
ガチャリ、ドアが開く。
『帰ったよ〜、お〜い。』
弟の瑠威が帰ってきた。
救いの神様だ。
瑠威は帰ってきた時、誰かの返事が
あるまで、ただいまを言い続ける。
ちょっと、寂しがりやな可愛い弟だ。
『ねぇ〜、帰ってきたよ〜?』
『ん?何この空気は…』
何、この空気という視線が
瑠威から送られてくる。
『咲美が恋煩い』
恋煩い、と言った瞬間父さんは
立ち上がり階段の方へと歩いて
行ってしまった。
あわわわわ、やばいぞ。これは
大変なことになるぞ。
ごめん、咲美愛。鬼さんを
差し上げてしまったよ…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます