悠妃：「冬休み返上どころか、春休みも補習づけになりそうだよ、今の段階は。」

妃響：「……はあ、それは、だめだろ……まあいいや。悠妃行くよ。」

悠妃：「ね、ね、ねっ…いつものレストランいこっ！お腹空いた！」

ちょうど―――お昼時。

朝起きてからテスト勉強をしていて

まだお昼を食べてなかった悠くん。

テスト勉強を口実に

レストラン行ってお昼を食べて

マンションで勉強教えてもらう

計画なのだろう―――悠くんは。

妃響：「お昼かあ…視察も兼ねて、仲野の新しいホテルのランチ行くか？」

悠妃：「仲野のっ！？うひひひ…翔馬を笑ってやろっ！」

悪巧みを思い付いたのか

ニシシシと笑っている、悠くん。

妃響：「そうだな。翔馬が真面目に働いているか偵察にいくか。」

テスト勉強ついで

仲野のホテルにランチ食べに行くついで

翔馬が真面目に働いているか偵察。

―――似た者同士、兄弟。

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