第48話

数ヶ月後―――……



「梨絵ちゃん。貴女が好きです。

離れて気付いた。俺は、梨絵ちゃんが居ないとどうしようもない情けない男。

そんな俺でいいなら、結婚前提に

交際してくれませんか?」



「わたしも、史哉くんが居ない人生は

考えられないよ。大好きです。」




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プロポーズでは無いけど。



プロポーズまがいの、

史哉くんからの告白を受け入れた。



玖賀の跡継ぎ。玖賀の嫁。


プレッシャーは、沢山あったけど

私のことを気にかけてくれる

史哉くんに支えられて、

ゴールインすることができた。




「梨絵ちゃん?どうしたの?」



悲しそうにしていたり、

体調を崩し、安静にしていたら、史哉くんは傍に居てくれた。



史哉くんの目に、わたしが、映っていた。

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