第49話

付き合い初めて、1年……。




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結来哉を、亡くして、1年4ヶ月。


哀しみが癒えてきた私は、

史哉くんからのプロポーズを受け入れた。



別れてから、3年が経っていた。



10歳で出会い

それから、12年が経っていた。



よく2人で、夕陽を見てきた。


朝から、海にいき、

朝陽が登るのを、見てから……学校に行ったり。

デートをしたり。



子供の名前を


朝陽か夕陽と、名付けたいと思った。



お互いの両親に、報告。


私の親は、

何か言いたそうにしていたけど、

「おめでとう。幸せにね……。史哉くんに、幸せにしてもらいなさい。」

って、言っただけだった。



大輔兄には、親から伝えてもらった。



会いたくなかった。



――――――

―――――――――



「あの、あのね……」



「ん?梨絵ちゃん、どうしたの?」

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