第78話

ぐぅ〜。


私のお腹が鳴った。


「腹減ったな!


飯食いに行こう」


急な宿泊だったから、部屋での食事は用意できなくて、私達はバイキングを食べにレストランに行った。



「なんか、前より食うようになったな」


ガクが私の食べる量にビックリしている。



「私ね!キックボクシング始めたの。


そしたらお腹空いて大変」


私は笑った。



「ノンがキックボクシング⁉︎


お前、どんだけ強くなろうとしてるんだよ」


ガクも笑う。



私達は離れていた時間を取り戻す様に、朝まで話続けた。



「もう離さない」


ガクが言う。


「もう離れない」


私からガクにキスをした。



そしてまた抱き合う。

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