第31話

*リベンジマッチ*



「クラトス、勝負よ」


ストーリーは進み、ここはトリエット。(コレットとリフィルと私だけで宿を取った時だ)


クラトスが一人でいるところに、それはやって来た。


忘れるわけがない。


一番料理をさせたくない人物・リフィル。


「…。

おまえとの戦いには、ロイドはいない。断る」


これはリフィルの個人的な戦い。受ける必要はない、いや受けたくない。


「…私が勝ったら」


「…話を聞いてたか?」

「この先の旅、『私』が料理を作るわ。

もちろん、あなたが勝負をしなくてもね」


う……!こいつ…!

つまりは、リフィルが作ったアレをロイドに食べさせるというわけか!


「う………受けて立とう」


苦々しく言うと、“そうでなくてはね”と、リフィルはニヤリと笑った。

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