第91話

運ちゃんに部屋のカギを開けて貰い



「何かあったら…」と名刺を貰った



「ありがとうね」



「それにしても、可愛いお嬢さんだ。アンチャン、こりゃ大変だ」



高笑いしながら帰って行った



「・・・」



俺は取りあえずベッドに寝かし・・・



「さ~て…この手は、どうしよう」



彼女の手は俺のシャツを掴んだまま



俺はシャツをその場で脱いだ



彼女はシャツを手繰り寄せ安心した顔をしてる



「可愛いなぁ…」



俺は無意識に彼女の頬を触っていたらしい



彼女が少し痛そうな顔をした



「痛いよね…傷の手当てするね」



俺は用意をするために彼女の傍を離れた

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