新世界Ⅱ

悩める子猫

第63話

笹原さんにお願いをし、俺は紫音との生活を一番に考えられるようになった



あの後、どうなったか・・・俺には教えてはくれなかった



ただ一言



「渉様のご要望通り遂行いたしました」



それだけだった



何がどうなったか分からないが、きっといくら聞いても無駄だと思い



「ありがとうございました」



ただ感謝を伝えた



瑛さんは



「絶対に離すなよ。まっ近いうちに連れて来い」



と、意味有り気な事を言い・・・



「はぁ・・・」



とにかく、これからの紫音との生活を考えられる事に満足した

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る