おまけ
渉side
第59話
トゥルルルル
「珍しいな?お前が電話なんて」
「今、時間いいっすか?」
「あぁ」
「もう智から聞いてると思うんすけど、紫音の事で頼みがあります」
「・・・智や彩を通さないって事は・・・裏か?」
「・・・はい。申し訳ありませんが全て終わらせたいんです。詳しくは話せませんが・・・」
「・・・元凶抹殺・・・か。好きにしろよ」
「・・・全部知ってるんすか?」
「悪いな。全部調べた。俺はその上で好きにしろと言ってる」
「・・・分かりました。あの・・・この事は・・・」
「あぁ。彩たちには言うつもりはない」
「ありがとうございます」
「笹原に連絡すれば全て終わる」
「・・・はい」
「落ち着いたら彼女、連れてこい」
「分かりました。では、失礼します。瑛さん」
「あぁ。待ってるぞ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます