第53話

暫くすると



「お前、イイ身体してんな?・・・母親もイイ女だったからな・・・これから毎日してやるよ。・・・楽しみだろ?・・・今日は酔い過ぎたから立たねぇ・・・ハハハ・・・」



楽しみ?・・・気持ち悪くて仕方がないのに?・・・



伯父さんはそのまま笑いながら部屋を出て行った


~~~~~



その日を栄に伯父さんはほぼ毎日、私に触れて来るようになった



時には学校から帰ってきて制服のままだったり・・・



日夜問わず・・・



私は眠る事すら出来なくなった



どんどん痩せていき、寝不足で顔色も悪く学校で倒れる事も度々あった



先生たちが心配してくれたが、その頃にはもう『怖い』『イヤだ』そういった感情はなかった



泣く事もなく、感情を表に出す事はなかった

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