病の告白

第16話

「えっ?あっ・・ごめん」



「ぅぅん・・・私が・・小学校の・・時に・死んじゃった・・の」



「・・・そっか。じゃあ、これからはここが、紫音のお家ね!紫音とスノーと俺のお家」



「・・・おうち・・・」



『おうちだよ』と囁きながらスノーを優しく撫でてる



スノーは眠りながら撫でられて気持ち良さそうにしてる



「・・・紫音?あと、1つ聞いても良い?」



「なぁに?」



「さっき街で何か嫌な事でもあった?途中から雰囲気が変わったから・・・」



「・・・・・きらぃ・・・」



「ぇ?俺?」



「・・・っ・・きらいに・・ならない・・で・・・」



「っえ?なんで?なんで、嫌いになるの?嫌いな子に聞いたりしないよ?家に連れて来たりしないよ?・・・大丈夫。・・・信じて?」



「・・・っぅ・・・病気・・・だから・・」



「・・・病気?・・・もう少し、教えてくれる?」



「・・・人と・・話せない・・病気」



「え~と・・・今・・・話してるよね?」



「・・なんでか、渉とは・・・話せたの」



その後、紫音はゆっくりだが詳しく話してくれた

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