第13話

「どっ・・どうした?//」



「ぅっく・・・」



抱きつく手を緩める事無く、より一層、力を込めるもんだから・・・



二ァッッ!



スノーが俺から飛び降りた



俺は全ての理性をかき集めて



「紫音。どうした?」



肩に手を置き身体を離し覗き込む



「・・・おふろ・・広くて・・こわ・い」



「・・・えっ?」



野心は消えた・・・疑問が増えた・・・



風呂が広い・・・普通の一坪のユニットバス・・・広いの・・か?



・・・怖い・・・一緒に入るのか?・・・って無理だろ~?・・・



こういう時・・・どーすんだよ!



・・・智なら・・・喜んで一緒に入るな・・・



ダメだ・・・



俺が脳内で考え込んでると



「・・・いっしょ・・・」



「//////っ!」



マジですか?俺・・・童貞だけど・・・人より知識満載のエロ戦士ですけど・・・



うん!マジですね!このウルウルさ加減の瞳は・・・



理性・・・どこかに落ちてないかなぁ?・・・



「・・・一緒って・・・俺と?」



ダメもとで聞いてみる・・・



「渉・・・と・・一緒」



はい!鼻血出しても良いですか?



「//俺と一緒って恥ずかしくない?」



//俺が!・・・



「・・ない」



はい!出ます。鼻血・・・



「入ろう?」



・・・・・・。

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