第12話

ガチャ・・バタン・・・




ドクン・・・



勘弁してくれ・・・



俺はその場にしゃがみ込んでしまった



名前、呼ばれただけでなんだよ・・・



はぁ・・・



ニャァ~・・・



「・・・ありがと」



スノーは分かってるのか赤くなった頬に擦り寄ってきた



「部屋、戻るか?」



俺は重たい腰を上げリビングへ歩き出した



バタン・・・ドンッ・・ガチャ・・・



「//・・・っ」



「ふぇ~ん・・・ぅっく・・」



バスタオルを簡単に巻きつけただけの彼女が俺の胸に飛び込んできた



何だこれ・・・天使の姿?・・・って馬鹿か俺・・・・

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