第7話
暫くして彼女は泣きやみ・・・
「あ・りが・と」
そう呟いた。
泣いている間も手は離される事はなかった。
俺も落ち着きを取り戻し
「良かったら名前、教えてくれる?」
「・・・紫音・・・泉 紫音で・す」
「俺は河内 渉です」
「・・・この子は・・スノー・・です」
「・・・スノー・・・雪?」
「・・・そう・です」
「この子に合った綺麗な名前だね」
彼女はとても優しい顔をして子猫を撫でた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます