第20話
場を収めたコイツ
河内 渉 小学校からの同級生
「渉・・いつも悪いな・・」
「んにゃ。智が出たらよけいにめんどくさい。」
「・・・」
「あ~やちゃんおはよ~!」
「あッおはよ!渉くん。」
「智?そろそろ引導渡すか?」
「あぁ・・・そうだな・・」
「何々?さっきの懐かしぃ?あれ中学ん時もやったねぇ?」
賑やかに話に入ってきたコイツは彩の友だちの
神谷 栞 小学校からの同級生
「栞ぃ~おはよっ」
「おはよ!彩・・。今日も頑張ったわね!」
コイツは彩にとって姉的存在だ
「・・少し頑張ったぁ・・//」
「んもぅ・・・ほんと可愛いわね・・智・・これ以上は・・・分かってるわね?」
「あぁ・・いつもありがとうな!」
「あたしと渉は2人の味方よ!誰にも邪魔はさせないわ!」
「あぁ・・俺も」
コイツらは俺にとって大切な仲間だ
彩以外の女には全く興味はないが彩が大切に思ってる女友だちは俺にとっても大切な仲間になる。彩の大切なモノは俺にとっても愛すべきモノになる。彩の取り巻く全てが愛おしい・・・
「・・あぁ。分かってる。んじゃ引導渡すか!」
「待ってました!・・・恒例の放送室ジャック!」
「・・・うそ・・またやるの?」
「・・・ん?・・彩はただ『はい』って言ってくれるだけでいいからね」
「・・はぁ~。・・分かったぁ・・・」
「彩。諦めなさい・・・この男たちに常識は通用しないの。それに、これが一番早い解決策なんだから」
「・・はい・・」
「んじゃ行こうぜぇ~」
俺の解決策は・・・
『放送室から全校生徒を脅す言葉と彩に対する愛を叫び続ける』
ただそれだけだ!
こうすれば馬鹿じゃない限り煩わしい事はしてこなくなる。
中学の時に確認済み!
1つはクリア
もう1つは・・・
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